手芸アドバイザーの習得は、日常生活での応用から起業までと、活動の幅が広がります。幅広い知識と技術を持ち合わせることが最大の強みです。
こちらでは、手芸アドバイザーの資格の魅力についてまとめています。
詳しくは、資格公式サイトをご覧ください。
子どもや孫にぴったりなサイズを作れる強み
手芸の基礎知識や技術を身につけると、オリジナルの製図で洋服が作れるようになります。
オリジナルで作れると、サイズが合わないという事は無くなります。
教本や市販の製図で作った洋服を実際に着てみると、サイズが合わない場合があるのです。
市販の製図に記載されている身長に合わせて作ったとしても、骨格や体形によって合わないことがあります。
喜ぶ姿が見たい気持ちで、子供や孫に洋服や帽子を作りたいという人は多いです。
しかし、実際に着せてみるとサイズが合わず、はじめから作り直す羽目になり、手間と苦労がかかったという話は良くあります。
手芸の知識があると、子供の体を採寸し、その子の体格に合わせた洋服を作れるのです!
子供の成長の早さはそれぞれです。気に入ったデザインの洋服のサイズが無いということもあるでしょう。
オリジナルの採寸で洋服が作れるという技術は、他の人には無い強みです。
また、子供の想像力は果てしなく広いです。頭の中で、「こんなお洋服がいいな」と想像し、作り上げていることでしょう。
手芸の技術が備わっていると、その子供の想像を形に出来るのです。
補修や作り直しも自由自在にできる
手芸アドバイザーの技術では、洋服の補修や作り直しが可能です。自分で補修ができると、時間も金額も大幅に省けます。
【補修の例】
- 裾が長い
- ボタンが外れる
- 糸がほつれる
- 穴が開いた
- ファスナーが壊れた
これらは、衣服を着る我々にとっては日常的に起きる不具合です。このような不具合の修理を行う店舗もありますが、その場合注意が必要です。
修理を出す注意点
- 修理代金が思いのほか高い=新品を購入した方が安上がりな場合がある
- 完成まで数日かかる
裾上げは、商品購入時に行う店舗もありますが、追加料金が発生してしまう事が多いでしょう。
その他にも、市販の洋服やカバンの生地は好きだが、デザインが気に入らないという場合。
このような時も、手芸アドバイザーの技術は活躍します。縫製をほどき、その生地を利用し自分好みのデザインで作れば良いのです。
手芸アドバイザーの技術は、身近な生活のために、非常に役立ちます。
キット商品をまとめて売るのも良いかも
手芸アドバイザーの技術を持つと、オリジナルの製図が作れるようになります。市販の製図には載っていない、完全オリジナルの作品を世に出せるのです。
【例】自分の好きなものを作成し、その製図と必要材料を一つにまとめたキットを販売する
このように、自分の作品に興味を持ってくれた人がすぐ作れるように、キット商品として販売するのです。
販売方法はバザーやフリマアプリなどがあります。
オリジナルが作れると、クリエイターとしての活動が出来るようになります。あなたの作品に惹かれ、自分も作りたいという人が現れたら嬉しいですよね。
しかし、材料を一から揃えるというのは大変手間なのです。
あなたの作品と同じ生地が販売していないかもしれません。
しかし、はじめからキットとして販売されていると、購入者は材料を買う手間が省けてしまいます。そして、キットがあるとすぐ作り始められます。
生地選びはセンスを必要とするので、自分ではなかなか決められない人も多いのです。
キット商品は、作りたい気持ちがある人が始めるきっかけとして手を付けやすいツールなのです。
キット商品の作成について
- 商品のデザインの種類
- 色・柄違い
- 素材違い
これらのレパートリーを増やし、まとめて作成し、購入者がある程度選べる状況を用意することをおすすめします。
手芸・ハンドメイド教室を開くにもおすすめ
手芸・ハンドメイド教室を開きたいと考えている方は、ぜひ資格を習得しておきましょう。
教室の生徒は色々な人がいます。ある程度知識がある人から、全くの初心者までと、経験は様々です。
また、手芸はジャンルが多彩です。
裁縫 | あみ物 | 染め物 |
洋裁和裁パッチワーク | 棒針あみかぎ針あみレースあみ | 藍染め草木染め友禅染め |
この他にも、紐細工やドライフラワー、ペーパークラフトなどがあります。
手芸と一言で表しても、非常に幅広いのです。教室に通う生徒は、それぞれ好きな分野があるでしょう。
経験も好きな分野もそれぞれが違うので、どのような質問が飛んでくるかはわかりません。
生徒の質問に答え、的確な指導が行えるように、幅広いジャンルを知っておく必要があるのです。
また、物を作るのが好きな人は、作る時間が楽しいと感じているので、今まで経験したことのないジャンルにも興味を持ちやすいです。
その生徒が手を付けたことがないジャンルにも興味を持ってくれるかもしれません。
手芸・ハンドメイド教室を開きたいと考えているのなら、幅広いジャンルを手掛ける手芸アドバイザーの資格を強くおすすめします。
以上のことをまとめると、手芸アドバイザーは日常の生活での利用から商売・起業へと幅広く活用出来るのです。
現代では、手芸キットが書店や100円ショップに当たり前のように並んでいます。
それだけ多くの世代から需要があるのでしょう。
しかし、既成のキットはみな同じような仕上がりになってしまいます。
他とは違うものを作りたくても、その術がわからない人も多く存在するのです。
そのような人たちは、手芸アドバイザーのあなたのオリジナル作品や指導を心待ちにしているかもしれません。
もし、あなたが少しでも興味があるのなら、手芸アドバイザーの資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。