ビーズアクセサリーデザイナー資格は、SNSなどで注目が集まっているビーズアクセサリーに関するスキルや商品知識はもちろん、販売に関する知識も備えていると認定するものです。
当記事では、ビーズアクセサリーデザイナー資格の学習内容を掘り下げてご紹介します。
より詳細な内容は資格公式サイトをご確認ください。
天然石ビーズまでカバーできる資格講座
最近SNSを中心に注目されているビーズアクセサリー。
その、どこかノスタルジックで温かみのあるビーズアクセサリーをデザインする技術はもちろん、販売についての知識まで学べるのが、ビーズアクセサリーデザイナー資格講座です。
将来的に自分で作ったビーズアクセサリーを販売して生計を立てたい人にぴったりです。
ビーズアクセサリーデザイナー資格講座では、大きく分けて下記の3つの項目を学べるようになっています。
- 天然石ビーズについて
- 道具と材料について
- ビーズステッチについて
1つずつ見ていきましょう。
天然石ビーズについて
ビーズの種類は実にさまざまですが、一般的なビーズに加えて、ジュエリーのような輝きを添えられる天然石についても学びます。
天然石は、有名なものだとアクアマリン、アメジスト、ガーネット、ターコイズなどが挙げられますが、ほかにも、翡翠のようなアベンチュリン、黒緑に絹糸のような模様が浮かぶセラフィナイトなど、多種多様です。
色も透明度もバラエティゆたかな天然石は、組み合わせを考えるだけで楽しいもの。天然石を使ったビーズアクセサリーは、ジュエリーのような輝きがありつつも、どこか優しげなイメージを演出できるのも大きな魅力です。
学ぶうちに、美しい水色のアクアマリンで海をイメージしたネックレスを作ったり、誕生月のパワーストーンを使ったブレスレットを作ったり……と、石が持つイメージや意味を意識したビーズアクセサリーも作れるようになりますよ。
少し高級なアクセサリーで収益も上がる!?
ビーズアクセサリーデザイナー資格講座では、もちろん、道具や材料についても学んでいきます。
代表的な道具や材料は、下記のようなものです。
道具
- 針
- 専用の針があると、作業をよりスムーズに進められます。ただし細くて折れやすいので、予備をそろえておくのは必須。
- ヤットコ、ニッパー
- ビーズをつなぐピンを曲げるために使うのがヤットコ、不要なピンをカットするために使うのがニッパー。どちらもビーズアクセサリー作りに欠かせない道具です。
材料
- 糸、テグス
- ビーズステッチに欠かせないのが、ビーズを通す糸やテグス。専用のテグスもありますし、金や銀でできた金糸・銀糸などを使う場合もあります。
- Tピン、Iピン(9ピン)
- アクセサリーをつなぐための芯になる金属のパーツ。それぞれ「T」「I」の字に似た細い釘のような形状なので、この名前がつきました。
- 丸カン
- ビーズやチェーンをとめるための丸いパーツです。
- カニカン
- カニの爪のような形状をした、アクセサリーやストラップの留め具です。
- 引き輪、ダルマカン、アジャスター
- アクセサリーをつける時、長さを調節するために欠かせない金具です。
- ダルマチップ、つぶし玉
- テグスなどの端を始末する金具で両方を組み合わせて使うことが一般的です。
ビーズの素材
ビーズの素材もさまざま。天然石をはじめ、ガラス、スワロフスキーなどを使った、少し高級なビーズもあります。中には、30~99年前に作られた「ヴィンテージビーズ」というものも!
少し高級なビーズを使って付加価値をつければ、今後ハンドメイドのビーズアクセサリーを販売する時に、収益を上げられるようになるでしょう。
オーダーメイドのお仕事も目指せるかも
糸やテグス、場合によっては専用の針も使ってビーズアクセサリーを作るテクニックのことを、ビーズステッチと呼んでいます。
たくさんの技法がありますが、ビーズアクセサリーデザイナー資格講座では、下記のようなものを学んでいきます。
- 8の字編み
- その名前のとおり、8の字にテグスを交差させて編んでいく方法です。基本的なテクニックですが応用がきくので、この8の字編みをマスターすると、お花のモチーフなども簡単にできるようになります。
- ネッティング
- ネット(網)のような模様を作るテクニック。独特の透け感がきれいな、昔から愛されてきたステッチです。
- デイジーステッチ
- これもその名前のとおり、ビーズをデイジーの花のように編んでいく方法です。ネックレスやチョーカーにおすすめの編み方です。
- スパイラルロープ
- らせんのロープのようなシルエットを編めるテクニックです。パールなどの丸いビーズと特に相性がよく、とてもゴージャスな仕上がりに。
- ペヨーテステッチ
- 帯状に編んでいく技法で、仕上がりはレンガの壁のようになります。エスニックな雰囲気のピアスなどを作るのにもおすすめです。
これらの技法をはじめ、ビーズアクセサリーデザイナー資格講座でさまざまなテクニックを身に着け、生み出した作品を発信し続けることで、将来オーダーメイドの依頼が来ることも十分に考えられます。
まずは趣味から始めて実力を認めてもらおう
ビーズアクセサリーのデザイン力はもちろん、ビーズアクセサリーを完成させるために求められる技術、そして販売に関する知識まで求められるのが、ビーズアクセサリーデザイナー資格です。
将来、ビーズアクセサリーデザイナーとして生計を立てたいと考えている人は、ひとつの目標として、ビーズアクセサリーデザイナー資格試験の合格をめざすのもおすすめです。
合格をめざしてスキルを磨きながら、たくさんの作品を生み出して発信し、周りに実力を認めてもらいましょう。
まずは趣味として続けることが、夢を叶える第一歩になります。