レジン資格は、レジン製のアクセサリーを作るための技術と知識が備わっている人、レジンを使ったオリジナル作品をハンドメイドできる人を認定する資格です。
レンジ製の作品は、アレンジの幅が広く、初心者でも挑戦しやすいのが魅力です。
レジン資格の人気と需要
プラスチックともガラスとも違う、ぷっくらツヤツヤとした質感が魅力なのが「レジン」で作られたアイテム。
透明感があって涼しげなので、特に夏場のアクセサリーコーナーなどでよく目にしますが、実は手作りを楽しめるものであるのをご存じでしょうか。
一度コツを掴んでしまうと、ピアスやネックレスなどのアクセサリーをはじめ、ミラーやキーホルダー、小物入れなど、さまざまなアイテムの制作を楽しめるようになります。
もちろん独学でも良いですが、UVレジンデザイナーやレジンアートデザイナー資格の講座を受けることで、基本的なことから上級テクニックまで身につきます。
趣味として始めるのはもちろん、たくさんのアイテムを制作してスキルを磨き、手がけたアイテムをネットやお店で販売するのも、大きなやりがいになるでしょう。
型があれば何でも量産できる
レジンについて興味が出てきた人に向けて、レジンについて詳しくご説明します。
まず、レジンとは「樹脂」のこと。LEDライトを液体のレジンに当てて固めることで、世界に1つだけの作品を作れるものです。
アイディア次第でどんなニュアンスの作品も作れますが、もっとも簡単で基本的なのが、モールド(型)を使った作り方です。
詳しい作り方の前に、必要な道具についてご紹介します。
必要な道具
- レジン液
- UVライトを当てると数分で固まる「UVレジン」、より透明度が高くて着色しやすい「エポキシレジン」などの種類があります。ビギナーは使いやすいUVレジン、作品の幅を広げたい上級者はエポキシレジンを選ぶのがおすすめです。
- LEDライト
- UVレジン液を固めるために欠かせないのが、LEDライトです。
- ピンセット(つまようじでもOK)
- 小さなパーツをつまんだり、細かい作業をしたりする時に使います。
- モールド(型)
- クッキーの型や製氷皿のようなもの。耐熱・耐水・耐薬品性のあるものを選びましょう。やわらかいシリコン型は、固まったレジンを取り出しやすくて便利。木製や金属製のものもあります。もちろん、デザインもバラエティ豊富です。
- パーツ
- レジン液に好きなパーツを入れれば、よりオリジナリティのある仕上がりに。ドライフラワー、ガラス粒、シール、メタルパーツなど、さまざまなパーツを入れて楽しみましょう。
同じモールドを使うことで、同じかたちのレジンアイテムを何個も作れます。
量産もできるので、複数の人に配ったり、販売用に作ったりするのもおすすめです。
複数の人に配る場合、中に入れるパーツをそれぞれのイメージで変えたりすると、より特別感があって喜ばれるでしょう。
販売用の場合も、着色料を使っていろいろなカラー展開や、中のパーツを何種類か用意するなどで、お客さんの選ぶ楽しさが増えそうです。
UVで硬化するので制作も簡単
次に、モールドを使ったレジン作品の作り方をご紹介します。
作り方
- レジン液を好きなモールドに流し込みます。
- 好きなパーツをレジン液にセットします。
- UVライトを当てて固めます。
- 再びレジン液を入れ、UVライトで固めます。
- 完成!
2~3を繰り返すと、よりぷっくりとした厚みが出ます。
たったこれだけのステップで完成するので、ビギナーでも気軽にチャレンジできる楽しいスキルです。
UVライトですぐに固まるので、制作時間が短いのも大きな魅力。ちょっと空いた時間に、オリジナリティあふれるアイテム作りができますよ。
色をつける方法
レジン液は透明なので、好きなカラーにしたい場合、色をつける作業が必要になります。
部分的に色を塗りたいならレジン液をUVライトで固めた後に、全体的に色をつけると、レジン液を固める前に、レジン液の中に着色料を少量入れて混ぜましょう。
下記に挙げたものは、着色料としてレジン液に混ぜて使える材料です。
- 顔料
- 一般的に粉状の、化粧品や食品などに使われている着色料。白、赤、黄色、青……とさまざまなカラーが販売されています。絵の具のように色を混ぜて、好きな色味をつくるのもOKです。
- アクリル絵の具
- アクリル絵の具も着色料として使えます。顔料よりもリーズナブルですが、ダマになる場合があるので、しっかりと混ぜるようにしてください。
- マニュキュア、ジェル
- マニキュアやネイルのジェルも、着色料として使えます。顔料や絵の具にはない微妙なニュアンスを楽しめるのが大きな魅力。ラメやホログラムなどが入っているものを使うと、パーツを入れなくても華やかになります。ただし、種類によってはレジン液となじまないものもあるので注意。
キーホルダーも簡単に自作できる
レジン液を入れるモールドの中には、あらかじめキーホルダー用の穴がついているものもあります。
そうしたモールドを使うと、わざわざ穴を開けなくても、簡単にキーホルダーを自作できますよ!
ここでご紹介したように、自分のアイディア次第でどんなニュアンスのものも作れるのが、レジンの一番の魅力です。
自分でいろいろと情報収集するのも良いのですが、UVレジンデザイナーやレジンアートデザイナーといったレジン資格講座で基礎からしっかりと学ぶことによって、すぐに応用力も身に付きます。
ぷっくりツヤツヤのレジン作品をたくさんハンドメイドしたいという人は、こういった資格にチャレンジするのもおすすめです。
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