タイ古式整体士資格は、タイ古式マッサージや整体に関する知識や技能を持っていることの証明となる資格です。タイ古式マッサージは、日本でも人気が増していて専門サロンが開業することも多くなっており、いま注目の資格です。
資格に関する詳細の情報を知りたい方は、資格関連情報の公式サイト(日本インストラクター技術協会の運営)をチェックすることをおすすめします。
ハーブボールでピンポイントで癒やす
タイ古式マッサージは、タイに伝わる伝統医学の1つです。2500年もの歴史を持つ、伝統的な施術とされています。
タイ古式マッサージには、3つの段階があります。
- 指圧
- マッサージとストレッチ
- 矯正
タイ古式マッサージの効果
頭からつま先まで、全身をくまなく処置するのがタイ古式マッサージの特徴です。
指圧で体をほぐし、マッサージでさらに深く筋肉の芯からほぐしていきます。その後、ストレッチで筋肉を伸ばし、最後に体のゆがみを整えるために矯正を実施します。
医学的にも効果の高さが確認されていて、腰痛や肩こりなどの身体的な面での改善はもちろん、ぜんそくや生理痛、高血圧など体の内面に与える影響も注目されています。
タイ古式マッサージの中で、マッサージを実施する際には施術者は指や手のひら、肘など体のあらゆる箇所を活用しますが、体以外の専用道具を活用することも多いです。
今回は、特に広く利用されているハーブボールとホットストーンについて紹介します。
ハーブボールはタイマッサージの伝統的な道具
ハーブボールとは、コットンの布の中に数種類のハーブが包まれているもので、見た目は球根のような形状をしています。タイでは昔からマッサージなどで利用されてきている伝統的なツールです。
ハーブボールは、体の箇所のうち、疲労がひどい箇所や痛みのある箇所など、患部をピンポイントで癒せるツールです。肩こりがひどい方は、肩とその周辺を重点的に処置するなどの使用方法が一般的です。
ハーブボールを温めて患部に当てる
ハーブボールは、日本でいうところのお灸を大きくしたような印象です。内部のハーブを含め全体を温めて患部に当てるのが基本的な使い方です。
温め方は、電子レンジを使うケースが多いですが、蒸し器でじっくりと芯から温めるのも有効です。
タイ伝統のハーブボールには、患者一人一人に合ったハーブの配合がされていたといわれています。タイ古式マッサージ専門店で使われているハーブボールは、もちろんタイの伝統的なハーブの配合を活用したもので、高い効果が確認されています。
ホットストーンで冬もぽかぽか
タイ古式マッサージで使用される道具のもう一つは、ホットストーンです。50℃から60℃程度に温めた石を体に置いていく手法です。お灸とイメージが似ており、疲労の軽減やリラクゼーション効果があるとされています。
ホットストーンは効果の高いマッサージ用具
ホットストーンで用いられる石は、火山岩の一種で玄武岩が多いです。
実はホットストーンを用いたセラピーの発祥はタイではなく、アメリカのアリゾナだといわれています。アメリカの原住民が石を用いて行っていた民間療法をアレンジしてセラピーとして成立しました。
石には、昔から神秘的な力があるとされてきました。現在でもパワースポットとして石のモニュメントなどが取り上げられる機会も少なくありません。
体の芯から温まるホットストーンを用いた施術も、タイ古式整体士資格を学ぶ中で身に着けられるようになっています。
タイ古式マッサージのお店を開く場合の注意
タイ古式整体士資格を取得した後、自分のお店を開業したいと考える場合に注意する必要があります。それは、「マッサージ」という言葉を使用しないことです。
現在の日本では、マッサージを業として行う際には、医師以外では「柔道整復師免許」や「あん摩マッサージ指圧免許」など、国家資格が必要になります。
タイ古式マッサージを提供する店舗を開業するには、税務署に開業届を提出するだけでよいのですが、店舗名や施術名称に「マッサージ」という言葉を使うと違反となり、発覚すると処罰の対象となります。
ただ、国家資格がないとタイ古式マッサージができないというわけではありません。あくまでリラクゼーションの一環として行なう形であれば問題はありません。
「タイ古式」とだけ店舗名に含め、実情はマッサージの処置をしている店舗も少なくありません。
現地で学んで雰囲気を出せるように
タイ古式マッサージの店舗を経営する際には、マッサージの技術だけでは集客がままなりません。店舗の雰囲気をタイ古式マッサージ風にアレンジすることが必要です。
専用のアロマを炊いたり、カーペットをタイ風のものにしたり、観葉植物を用意したりと、雰囲気作りが重要です。照明を変えることで雰囲気ががらりと変わることも見逃せません。
タイ古式マッサージらしい店舗の雰囲気づくりを目指す際には、やはりタイ現地の本場マッサージ店を訪れて、身をもって雰囲気を味わうことがおすすめです。
写真やネット画像などでも情報は入手できますが、自分の目で見て体でサービスを感じることで、より実感を持って店舗の雰囲気づくりに務められるでしょう。