筋トレの道具の使い方、効果的なトレーニング方法、トレーニングメニュー、筋トレやダイエットの効果などについて、しっかりとした知識があると認定される資格です。
ここでは、その知識やスキルをアップさせる筋トレインストラクター資格についてまとめています。
筋トレの正しい知識でネットに騙されないように
肥満や体型の悩みなどを解決するのに、トレーニングは効果的です。
体重を落とすのはもちろん、部分痩せや美ボディが作れるなど、いろいろな効果があります。
結果を導くのにトレーナーの知識やスキルがとても重要です。
安易な筋トレでは効果は得られない?
筋肉トレーニングは、いろいろな方法があります。道具を使わなくても、体の部位を鍛えらますが、使った方がより効率的に負荷をかけられるため、効果も出やすいです。
本格的なトレーニング器具はジムで使いますが、ダンベルや小さなものであれば、お店やネットでも買えます。
最近では、ネットはもちろんですが、動画サイトでもトレーニングの方法を紹介する人が増えてきました。
日々新しいやり方や腕立て伏せや腹筋といったこれまでにある定番のトレーニングでも正しいやり方と称してアップされています。
筋肉がついた人が解説するので、ついつい信じてしまいますが、実は正しいと言いながらやり方が間違っていたり、効果が出づらいやり方だったり、なども珍しくありません。
独学で実践する人や、トレーナーの言葉やポイントを自己流に勝手にアレンジして実践している人も含まれるためです。
ネットや動画サイトのやり方が、本当に効果を得られるのか、保障はできません。
しかしこの資格では、しっかりと理論の裏付けのあるトレーニング方法を学ぶので、紹介した内容の信頼性も得られます。
資格の提示と理論的な説明によって、より信頼が得られるでしょう。
鍛えたい場所をピンポイントで鍛えられるように
トレーニングをする人は増えていますが、全身を鍛えたい、筋肉をつけたいという人ばかりではないようです。
体でも特定の場所という人が多く、男性と女性でも違いがあります。
鍛えたい場所もさまざま
女性では、以下の場所の希望が多いです。
- 顔
- お尻
- お腹
- ふくらはぎ
- ウエスト
- 二の腕
男性では、以下の場所の希望が多いです。
- 顔
- 背中
- お尻
- お腹
そして、年齢によっても場所は変化します。
女性では、若い頃は二の腕や太ももなど、露出する部分に関心が集まりますが、年齢が上がると顔やお腹というように変わるなど、年齢ごとの傾向も押さえておくべきです。
個人ごとに分析
特定の場所の脂肪を落とす、脂肪を落とすのではなく筋肉を増やすなど、ピンポイントの要望にたいして、筋トレインストラクターはそれに応えられるトレーニングを方法を提供します。
この部位にはこのトレーニングと、対応付けを効率的に覚えるためにも、資格勉強は理論的に進められるので、とてもおすすめです。
なお、体型や体力や生活スタイルも個人ごとに変わるため、それを分析する力も求められます。
そこからトレーニングの提案となるわけです。この分析のための基礎知識もこの資格の学習を進めるうちに、身についていきます。
怪我をせず効果は出せるトレーニング
トレーニング中に体を痛めてしまう事があります。
過度なトレーニングのためや、道具やマシンを誤った使い方をしたための場合もあります。
筋トレインストラクターは利用者のケガを防ぐのも仕事の1つです。
怪我の対策について
対策 | ポイント |
ストレッチ | トレーニングの前後で行う。 |
器具の点検と清掃 | 不具合や衛生面の管理となる。 |
トレーニング指導 | マシンの正しい使い方を教える。こまめに巡回してチェックする |
この資格の勉強のなかで、トレーニング器具の使い方も学べるようになっており、ストレッチについても基礎がわかります。
利用者はストレッチのときは手を抜いてしまうことが多いので、理論も伝え、その重要性を教えてあげます 。
ケガをせずに安全にトレーニングするのは大前提で、効果はそれからです。
もしも怪我人が出た場合も想定して、応急措置も覚える必要があるでしょう。
筋トレに必要な栄養や運動のプロになる
トレーニングは頑張っているのに、体重が落ちない、筋肉がつかないなど、効果が得られない利用者もかなり多く、それがトレーニングをやめる大きな原因となっています。
食事管理は非常に重要
効果が出ない理由の1つは食事管理です。
トレーニングの目的はダイエットだからといって、ついでに食事を抜いたり、片寄ってしまったりすると、十分な効果も得られないのです。
このようなときに利用者の話を聞いて、食事のポイントを教えてあげるのも、筋トレインストラクターの仕事です。
筋肉をつけるのに良い食べ物や、ダイエット中の食事の仕方や時間、トレーニングの疲労回復の食べ物など知るときも、この資格取得を目指しながら覚えられるようになっています。
独学も良いのですが、知識の量も多く得るためにも、しっかりと整理された資格のテキストや講座で学ぶのがベストです。
なお、実際にその食事やサプリなどを自分でも試してみると、より食事管理を伝えるのも上手になります。
利用者をトレーニングと食事の面から支えていくことによって、効果が出ないという利用者も改善に向けられるようになります。
これまで、筋肉トレーニングについてみてきました。
利用者の目的のために必要な知識やスキルが筋トレインストラクター資格には詰まっています。
だからこそ、取得する人も年々増えているのです。
ぜひ、あなたも筋トレをより効果的なものにするために、この資格を学んで見てはいかがでしょうか?