「手相」と聞くと、手のひらにある線を思い浮かべる方が多いかと思います。実は、手相は手のひらにある線だけではなく、「丘」と呼ばれる手のひらの膨らみにも意味があり、これら手相における基本知識を学ぶのが手相鑑定士資格です。
手相鑑定士資格について興味がある方は資格公式サイトをご参照ください。
手相鑑定士資格で学べること
手相鑑定士資格では、手相の基本や、人の手相を鑑定する上で必要な知識が一通り学べる内容となっています。
そのため、手相鑑定士資格は、次のような方におすすめの資格と言えます。
- 占い師の方
- 占い技術を向上したい方
- 悩んでいる方をサポートしてあげたいと考えている
手相で分かることと分からないこと
手相を鑑定する際には、手のひらの線と丘の意味を解釈した上で、人の特性や運気を読み取っていきます。
しかし、手相で全ての情報が分かるとは限りません。手相には、分かることと分からないことがあるのです。
手相で分かることと分からないことについて詳しく説明していきます。
特殊な手相と判別方
手相を鑑定する際には、「生命線」「結婚線」と呼ばれる線と、「金星丘」「木星丘」と呼ばれる丘が示す意味から、運気やその人の人生について読み取っていく方法が主流です。
しかし、世の中には特殊な手相を持つ人もいるため、より具体的に鑑定するためにも、特殊な手相についても知識を深めておいたほうがいいでしょう。
特殊な相は「特殊紋」と呼ばれ、9つの種類が存在します。
- グリル(格子紋)
- スター(星紋)
- クロス(十字紋)
- フィッシュ(魚紋)
- トライアングル(三角紋)
- スクエア(四角紋)
- アイランド(島紋)
- リング(環紋)
- ほくろ(黒子紋)
これらの特殊紋は、「生命線」「知能線」「感情線」「運命線」「太陽線」「財運線」「結婚線」と呼ばれる基本7大線上の上に出ると、それぞれが示す意味が異なってきます。
大変難易度が高い分野にはなりますが、難しい分、正確に読み取れるようになると、手相鑑定士としてのスキルアップになること間違いなしです。
よく聞かれる手相を正しく見るには
手相占いでは、次のような質問を多くされることが予想されます。
- 結婚に関すること(「何歳で結婚できますか?」「彼と結婚できますか?」など)
- 金運に関すること(「今の仕事で成功しますか?」「生涯お金に困ることなく暮らせますか?」など)
- 健康に関すること(「持病は治りますか?」「生涯健康でいられますか?」など)
- 恋愛に関すること(「好きな人と両思いになれますか?」「いつ頃恋人はできますか?」など)
占い自体オカルト的なものだと捉えている人ばかりとは限りません。鑑定の結果を真摯に受け止め、モチベーションが変わってしまう方もいます。
よく聞かれる手相については、正しく見るためのノウハウを身につけておくことをおすすめします。
正直、手相だけでは解決することが難しい相談内容だった場合、決して「手相だけでは分かりません」とは言えませんよね。
そのような時は、相談者の話をじっくり聞きながら、悩みの原因と思われる要素を見つけていきます。
相談者の状況が見えてきたら、手相が示す意味とすり合わせて、相談者の悩みが解決するよう、アドバイスしてあげましょう。
手相鑑定士は、手相の意味をよく理解するだけではなく、相談者の話を聞く力も求められます。ヒアリング能力も高めておくと、より相談者に満足してもらえるでしょう。
自分や家族の手相を見て勉強できる
手相鑑定は、道具が必要ありません。手のひらさえあれば勉強ができるため、手軽に始められるのも魅力です。
身近な勉強材料として、自分や家族の手のひらを見て、勉強する方法がおすすめです。
人によっては、手相を鑑定する際、緊張のあまり冷静に鑑定できない方もいます。日頃から実践経験を積んでおくと、鑑定時に習得した知識を十分に発揮できるようになりでしょう。
また、より多くの人の手相を鑑定する実践経験は、手相のパターンを習得するためにも効果的です。
正確に手相を読み取る力を身につけるためにも、家族に限らず周囲の方の手相でも勉強するといいかもしれません。
手相鑑定士として慌てず鑑定するためには、経験を重ねることが大切です。
自分のペースで学びながら合格するためには
手相鑑定士資格は、受験資格は特に定められていないため、興味にある方はどなたでも受験可能です。また、年に6回試験が実施されており、受験するチャンスが多いため、自分のペースで勉強を進められます。1発合格を目指し、計画的に勉強を進めていきましょう。
手相鑑定士資格は、通信講座でも学べるようになっています。実践経験を積み、通信講座で習得した知識をアウトプットすることで、効率よく学べて確実に使える知識が得られますよね!
「占い師としてのスキルアップを目指したい」「特技として習得したい」という方は、ぜひ資格取得をおすすめします。