東洋占星術資格とは九星気学の始まり、陰陽、五行、十干十二支、八卦、九星定位置の名称と呼び方(五黄土星、一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星)、それぞれの九星の象意に関する占いの知識を持っていることが証明される資格です。
ここでは、東洋占星術資格の勉強で身に着く内容をまとめていきます。
東洋の占いを学んでいく方向け
東洋占星術士は、日本メディカル心理セラピー協会の民間資格です。
取得後は副業で、自宅やカルチャースクールで講師活動の道が開ける内容となっています。
実績を積むことによって、習得した占いスキルを活かし、プロの占い師として事業を始めることも可能です。
受験資格 | 特になし |
受験料 | 10,000円 |
受験申請 | インターネットからの申し込み |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の評価 |
試験日程 | 二ヶ月に一度 |
東洋占星術は、感じる人にしか分からないスピリチュアルなものとは異なり、統計学、周期学に基づいた理論や計算を利用して読み解くものです。
天体にある星の動き読むのではなく、人体図形という命式を使って占います。勉強さえしてしっかりマスターすることによって、誰でも占えるという堅実な占術でもあります。
ただし、独学で学ぶのは難しいものがあり、それは知識だけでなく解読するセンスも必要になるからです。
勉強する範囲も広いので、じっくりと学ぶ必要があります。各協会が指定するスペシャル講座などを受講するのがおすすめです。
二ヶ月から六カ月の期間で自宅学習できます。全ての課題と卒業課題を提出し、基準を満たして卒業すると、試験免除で資格を取得できるからです。
すぐにでも資格を取りたい、確実に資格を取りたい方にはぴったりの講座です。
九星気学以外にも東洋占術はある
東洋占術は先述の総称で九星気学もこの中のひとつです。他にも東洋占術を形作る戦術はたくさんあります。
- 四柱推命
- 中国の陰陽五行思想をもとにした、生まれ持った行動パターンや運命を占う方法です。的中率が高く、占いの大道と言われています。
- 陰陽五行説
- 中国の陰陽説と五行説の二つを統合した占いで、四柱推命の基礎となった占いです。
- 十二支
- 日本人になじみの深い干支を使った占いです。干支ごとにおおまかな傾向があり、性格や特徴を判断できるとしています。
- 十干
- 日本で生まれたメジャーな占いで、四柱推命の基盤となっているのがこの十干であり、東洋占星術においてこの占いは重要なものと言えます。
- 宿曜占星術
- 性格を詳しく分析して、人と人との相性を占うのが得意な占術で、的中率は抜群とされています。
- 言霊数霊術
- 言霊のように言葉一語一語に宿る力があるのと同様に、数霊とは数の一字一字に宿る力を意味し、10年ほど前にできた新興占術です。
- 算命学
- 干支暦をもとに生年月日から運命を占う中国占星術です。日本では学問としても発展し信ぴょう性の高い占術です。
- 気学
- 大正時代に園田真次郎という人が広めた占術です。年月日と干支、五行を組み合わせた九星学を簡略化したものになります。かなり使いやすかったため、おおもとの九星学より広まりました。
- 六星占術
- 細木数子さんが提唱した占いです。易学や算命学、万象学などがもとになっています。
- 紫微斗数
- 星で占う紫微斗数は、西洋占術なのかな?と思う人がいるかもせれませんが、れっきとした東洋占星術です。日本での知名度は低めですが、台湾や中国で特に人気の占いです。
- 姓名判断
- 人の姓名の画数から運命を判断する占いです。生まれた時姓名判断をもとにして命名された人もいるのではないでしょうか。基本的性格や仕事、結婚、健康などが分かります。
総合的に占いを身につけて仕事にするのもあり
東洋占術は様々な種類があるため、鑑定方法が違います。
六星占術は生年月日を計算するだけであれば、誰でも占える方法と言えますが、他の東洋占術は学問として成立する、かなり難解な無いようなので、しっかり学ばないと実践における鑑定までは不可能です。
教材を揃えてしっかりスクールで勉強しないと理解が難しいので、東洋占術は気軽に始めるというよりも、仕事にしたいという目的があって取り組む人が多いといえます。
東洋占術の様々な占術を活かして、相談者に何を占いたいか聞いて、それに合わせた占いが可能です。
本格的に自分や家族を占っていくのもあり
生年月日から人体星図を作り、運命を読み解いていくには綿密な知識と計画が必要ですが、自分や身の回りの家族をじっくり占っていくのもいいでしょう。
行動する時に暦を読んで、吉日を選べるのが東洋占術の大きな特徴でもあります。長いスパンで将来のライフプランを立てる時に、家族全員の運命や吉凶を読み解き、重要な判断材料とできるので、非常に役立ちます。
先行きが見えない現代において、誰もが不安を持っているとも言えます。
自分や身近な人に適切なアドバイスができるだけでなく、占いの世界においてますます求められる東洋占星術士資格は、仕事としてもチャンスがあるので、取得していて損はないといえるでしょう。