カラーセラピー資格

カラーセラピー資格は、色の心理的効果を習得し、カウンセリングによって、相談者の心を健康に導く専門家であることを証明する資格です。

当記事では、カラーセラピー資格の学習内容を掘り下げてご紹介していきます。

より詳細な内容を知りたい方は、是非資格公式サイトもご覧ください。

色を生かしてメンタルケア

人は自然治癒力(自分で不調を治す力)があるため、無意識に選ぶ色はあなたが必要としている色です。

セラピーとは薬や手術を行わない治療法で「癒し」を目的としたものです。

カラーセラピー資格で学べるのは大きく分けて以下の3つです。

• 人の心や感情と色の関係
• メンタルコントロールで作業効率も上げられる
• 色の工夫でポジティブ思考も維持できる

それぞれ見ていきましょう。

人の心や感情と色の関係

1点目に人の心や感情と色の関係です。

無意識に選ぶ色はあなたの現在の心の状態を現わしています。

カラーセラピーでは今の気持ちに素直に色を選ぶことで、不安定な身体を健康に導いてくれます。

赤色を選んだとき

• 疲れているけど、まだ頑張りたい
• 怒りや興奮で感情が高ぶっている
• やる気や活力に満ちている

ピンク色を選んだとき

• 強がっているけど本当は繊細で傷つきやすい
• 周りに合わせて疲れてしまう

オレンジ色を選んだとき

• サービス精神旺盛でいつもムードメーカーだけど落ち込むと孤独感にさいなまれてしまう
• 快楽主義のため、ギャンブルやアルコール、買い物に依存してしまう

色はあなたの気持ちの状態を気づかせてくれます。

メンタルコントロールで作業効率も上げられる

2点目にメンタルコントロールで作業効率も上げられることです。

色にはそれぞれにもたらす効果があります。

色には暖色系と寒色系、中性色があります。

赤色は暖色系の代表色	青色は寒色系の代表色	緑色は中性色の代表色
赤色は交感神経を活発にするため、血行を促進し血圧を上げ体温を上昇させます。 疲れた身体が元気になり、積極的になれます。	青色は興奮を鎮め、落ち着きを与えてくれます。 集中力を高め、物事を論理的に進めます。	緑色はリラックス効果があるため、怒りや混乱などの気持ちを抑制してくれます。 ストレスや人間関係で悩んでいる時に身の回りに置くといいです。

上記のことから、悩みや目的に合わせた色を選ぶことで、気持ちのコントロールができるようになり、なりたい自分に近づきます。

アメリカで行われた興味深い実験があります。

少年院の壁をピンク色にしたところ、多発していた少年たちのケンカやもめ事が減少したというものです。

ピンク色には和やかな空間を与える効果があるとされ、その結果少年たちのイライラを鎮めてくれたことが分かります。

色の工夫でポジティブ思考も維持できる

最後に色の工夫でポジティブ思考も維持できることです。色はポジティブな意味とネガティブは意味があります。

自分がポジティブかネガティブどちらの気持ちなのかによって、色の意味は違います。

	ポジティブ	ネガティブ
赤色	やる気があり生命力にあふれている状態	イライラして攻撃的な状態
オレンジ	意欲的で、明るく人間関係が良好な状態	プライドが高く、承認欲求が高い状態
緑	気持ちが安定していて、飾らずナチュラルな状態	疑い深く、理想と現実にギャップを感じている状態
青	理性が働き、冷静で気持ちをうまくコントロールできる状態	気持ちを抑えて孤独を感じている状態

これらのことから、自分が今どの色を必要としている色が分かります。

感情を周囲にはき出せなくて、抑え込んでしまい、ストレスをかかえる人は増えています。

カラーセラピストとして活躍

カラーセラピー資格を取得するとカラーセラピストとして活躍出来るようになります。

カラーセラピストは色の力で相談者の心を癒していく人です。

カラーボトルやカードを使って心の状態を読み解き、落ち着ける色や元気になる色で癒します。

現代社会で生きる私たちは人間関係に疲れ自信を失くしてしまいます。

受験料はいくら？試験会場や試験の頻度は？

カラーセラピー資格試験は2か月に1回の頻度で開催されています。

受験の申請はインターネットで申し込み期間内に受け付けています。

カラーセラピー資格は自宅で受験できるようになっており、その受験料は10,000円です。

ストレスの多い現代で、カラーセラピーは知名度、人気度ともに高くなっています。

色の知識が深まることで、自分の生活に取り入れ、疲れた心を癒してくれます。

またカラーセラピストとして、心が疲れ、悩みを抱えている人が元気になるサポートが出来るようになります。

今後ますます注目を集める、カラーセラピー資格にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。